3つめの機能

普通、株式を公開している企業なら、企業運営のために、株式の上場だけではなく社債も発行することが当然になっている。株式と社債の最大の違いとは、返済義務の存在であるから注意が必要。
西暦1998年12月のことである、総理府(当時)の内部部局ではなく外局として大臣を組織の委員長とされた新たな機関、金融再生委員会を設置し、金融監督庁(金融庁)は平成13年1月の金融再生委員会廃止・中央省庁再編までの間、その管轄下に2年以上も配されたのである。
平成20年9月に大事件。アメリカの老舗であり名門投資銀行グループのリーマン・ブラザーズの経営が破綻したのです。このことがその後の全世界を巻き込んだ金融危機の原因になったのでその名から「リーマン・ショック」と名づけたわけだ。
【用語】ロイズって何のこと?ロンドン中心部のシティ(金融街)の世界の中心ともいえる保険市場なのである。イギリスの制定法に定められた取り扱いで法人とされた、ブローカーそしてシンジケート(団体や組合)が会員の保険組合を指す場合もある。
必ず知っておくべきこととして、株式の知識。債権ではなく出資証券(有価証券)なので、企業は出資されても出資した株主について出資金等の返済に関する義務は発生しないとされています。もうひとつ、株式は売却によってのみ換金するものである。
銀行を意味するバンク(bank)という単語は実という単語はbanco(イタリア語で机、ベンチ)が起源である。ヨーロッパ最古である銀行にはびっくり。15世紀にジェノヴァ(現在のイタリア北部)で設立したサン・ジョルジョ銀行なのです。
金融庁が所管する保険業法の規定によって、保険を販売する企業は生保を扱う生命保険会社もしくは損保を扱う損害保険会社のどちらかであり、2つの会社とも免許(内閣総理大臣による)を受けた会社のほかは販売してはいけないことが定められている。
例外を除いて上場している企業の場合は、事業活動のためには資金調達が必要なので、株式上場のほかに社債も発行するのが一般的になっている。株式と社債の一番の違いは、社債には返済義務があるということである。覚えておこう。
きちんと知っておきたい用語。デリバティブとは何か?伝統的・古典的な金融取引、実物商品及び債権取引の相場変動によって起きるリスクをかわすために実現された金融商品の名称をいい、とくに金融派生商品と呼んで区別することもある。
タンス預金ってどう?物価上昇中は、物価が上がれば上がるほど現金は価値が下がることを忘れてはいけない。いますぐ暮らしに必要とは言えない資金は、どうせなら安全かつ金利が付く商品に資金を移した方がよいだろう。
確認しておきたい。外貨両替のメリットデメリット。海外を旅行するときまたは外貨が手元になければいけない人が利用されるものである。円に不安を感じた企業等が、外貨を現金で保有する動きもある。注意。為替手数料はFX会社と銀行で大きく異なる。
いずれにしても「金融仲介機能」、「信用創造機能」そして3つめの「決済機能」の3機能を通称銀行の3大機能と称し、「預金」「融資」「為替」といった業務あわせて銀行の持つ信用によってはじめて実現されているものだといえる。
よく聞くMMF(マネー・マネジメント・ファンド)とは、公社債国債など)や短期金融資産で主に運用される投資信託というものである。気を付けよう、取得ののち30日未満に解約の場合、なんと手数料に違約金も合わせて請求されるのである。
知っておいてほしい。「金融仲介機能」「信用創造機能」、3つめは「決済機能」、この3つの機能を通称銀行の3大機能と呼び、「預金」「融資」「為替」といった業務加えてその銀行の持つ信用力によってこそ実現できているものであると考えられる。
【用語】バブル(泡)経済の内容⇒不動産や株式などといった時価資産の市場価格がでたらめな投機により成長(実体経済の)を超過してもなお高騰し続け、とうとう投機による下支えができなくなるまでの経済状態のことである。